油そばに出合った衝撃が忘れられない

10年ほど前に東京で経験した油そばに、物凄い衝撃を受けました。普通のラーメン店なのですが、品書きに「油そば始めました」とあり、興味本位で注文しました。店員さんに聞くと、汁なしのラーメンという解説です。私の頭の中は「?」状態でした。注文後、数分でラーメン丼が運ばれてきました。本当にスープが入っていません。それなのにチャーシュー、メンマ、ホウレンソウなどの具材がきっちりと、麺の上に整列していました。これにスープを注げば、まさにラーメンです。固まっている私に店員さんが、味がついていますので混ぜて食べてくださいとのことです。混ぜました。すると、醤油をベースにしたタレの香ばしさと、酸味が食欲をそそってきます。食べました。確かに?油ラーメンですが、酢が入っているため、濃厚でいて爽やかな後味です。テーブルにあった薬味の豆板醤をいれると、さらに味が深まって絶品です。ものの数分で平らげてしまいました。油そばはラーメンであって、ラーメンではない。冷やし中華であって、冷やし中華でもない。つけ麺でもありません。ニュートラルな立ち位置でありながら、しっかりラーメンの味がして、新しさもあります。今では春夏秋冬問わず、油そばの魅力にどっぷりハマっています。

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